アライグマの米国株投資

米国株の高配当銘柄を中心に投資を行うブログです。

お金を捨てる覚悟で投資できていますか

投資には常にリスクがつきまといます。

このリスクについてどう向き合うか、私の考えを紹介したいと思います。

 

 

高リスク商品への投資について

高リスク案件に投資する場合には、お金をドブに捨てるほどの覚悟をもって投資に臨んだ方が良いと私は考えています。

ここでいう高リスク案件とは、価格変動(ボラティリティ)の大きい商品を指し、新興銘柄株式や仮想通貨等を想定としています。

ある程度大きく稼ぐことができたら、利回り4%程度の安定した投資先に切り替えるべきですが、まとまったお金を手に入れるために若い時に大きなリスクを背負うのは財を成すための一つの手法であると考えています。

もちろん、本当は普通に働いてお金を稼いで節約を行い、蓄財をしていくのが一番の近道であると思いますが、高リスク投資で投資の感性を磨くのもよいのかと思います。

 

なぜお金を捨てる覚悟が必要なのか

では、なぜ高リスク商品へ投資するにあたってお金を捨てる覚悟が必要であるかということですが、以下のような理由があります。

 

・精神的負担が少ない

 元々お金を捨てる覚悟をしていたのだから、万一無価値になったとしても精神的ダメージが圧倒的に少ないです。

 多くの人は、高リスク商品に投資して大きな利益を得ることを夢見ているため、無価値になった時の精神的ダメージが計り知れません。

 ここで痛い思いをした多くの人たちは、「やっぱり投資は危ない、投資は危険だ。」と言って投資をやめてしまうのだろうと思います。

 やはり、リスクの分析と覚悟なしには投資はできないと思います。

 

・自然と余裕資金しか投資しなくなる。

 もし自分が投資した商品が明日無価値になるかもしれないとわかっているのに全財産を投じる者がどこにいるでしょうか。

 もしいたらかなりの勝負師か天才バカボンかのどちらかであると私は思います。

 やはり捨てるだけの覚悟をしようとすると自然と余裕資金の金額が導き出されるのでしょうか。そのリスク許容度は資産や年齢によってまちまちだと思いますが、私は全資産の20%程度を高リスク商品に充てており、結果的に私の場合のリスク許容度は全資産の20%ということになります。

 自分のリスク許容度を知る上でもこういう思考方法は必要ではないでしょうか。 

 

「最悪の状況を想定して事に臨む」

これは投資だけでなく様々な場面で自分の精神的負担を減らすだけでなく良い方向へ導く考え方であると思います。

なぜ人間のネガティブな感情はなくならなかったのか。

それは進化の過程でいつの時代でも必要とされる感情であり、ネガティブな感情を持つ事で危険を避けたり最悪の状況でも最善の一手を打つことができたのではないでしょうか。

仮想通貨について思うこと

最近仮想通貨の盛り上がりがすごいですね。

話題性ももちろんですが、実際に仮想通貨の値上がりも目を見張るものがあります。

1日で10%程度は軽く上昇する日が多く、半ばバブル相場のようにもなっています。

仮想通貨は投資の対象となり得るのか、その魅力とリスクについて私の所見を記します。

 

 

仮想通貨の魅力について

仮想通貨市場の全体的な時価総額も日々成長しており、市場規模がこれから更に大きくなればどの仮想通貨に投資していてもそれなりの利益が見込めるように私個人は思います。

当然、これだけの上昇が続けば、急激な下落も避けられないように思いますが、長期的な成長が持続すれば、塩漬けになる可能性も低いと思います。

 

仮想通貨のリスクについて

下落幅の大きさ

仮想通貨のリスクは、その下落幅の大きさにあります。

通常の株式であれば、サーキットブレーカーが発動し、1日の値幅は制限されますが、仮想通貨の場合はそれがありません。

有事の際は10分の1以下になる可能性も覚悟しなければなりません。

取引所リスク

仮想通貨の取引所は大小様々あり、その全てが資本金等が十分にある所ばかりではありません。

大規模なハッキングにより取引所から仮想通貨が盗まれた場合、取引所は損失を補填できず破綻してしまう可能性もあります。

多様性リスク

仮想通貨は、有名なものではビットコインやイーサリアム等がありますが、現在ICOなどにより毎日のように新しい仮想通貨が誕生しています。

仮想通貨の種類が増えるということは、市場規模が伸びている間はよいですが、伸びが止まってしまった場合は、その市場規模の中でのパイの奪い合いになります。

そうすると、1種類あたりの仮想通貨の時価総額が減ることにより価値が下がってしまったり、競争により新しい技術を取り込んだ人気のある仮想通貨にのみ極端にお金が集まるなどの現象が起きてきます。

つまり、競争の激化により仮想通貨同士の淘汰が始まると私は考えています。

今はどの通貨を購入しても上昇が見られましたが、これからはどの種類の仮想通貨に投資するかより厳しい選定を行わなければならなくなってくると考えています。

 

 

以上のことより、仮想通貨は、大きく儲けることのできる可能性を秘めていますが、その分時には非常に大きな下落も十分あり得ることを覚悟しながら投資に臨むのが良いかと思います。

投資の許容限度額について

投資の限度許容額については、どのような投資スタイルでどれくらいリスクをとれるかで変わってきますが、私の場合の投資許容限度額の考え方を紹介します。

 

 

投資スタイルについて

私の投資スタイルは中・長期的投資です。

ですので、短期的な値動きに左右されて精神を消耗したりしないようにしています。基本的にいつか急騰してその時に利益を得られたらいいなという考えで投資しています。ですが、明らかに今後値上がりすることがないであろうと判断したり、ポートフォリのリバランスを行う必要が出てきた際は売却もします。

 

上昇確率と下落確率について

投資商品が、明日上がるか下がるかは誰も予見できないと考えています。

つまり、短期的には投資したものの価値が上がるか下がるかはそれぞれ50%であると考えています。

 

投資対象について

投資を行う以上、投資対象は今後10倍以上値上がりする可能性を秘めているものとしています。

また、投資するものはすべて100%減価する(価値がなくなることもある)可能性も同時に秘めていると考えています。

 

投資許容限度額について

以上のことから、私の投資許容限度額は、捨てることを覚悟できる金額(仮に0円になっても覚悟できる金額)を投資に振り分けています。

その配分率は全資産の20%です。

比較的安定的といわれる大型株であっても倒産して無価値になったり、景気後退期には大きく下落したりするので、どうせ投資するのであれば景気後退期の株式が全体的に割安になっている時か、新興株で急成長する可能性を秘めている株式に投資するようにしています。

 

資産家になるステージ別解説

資産家になるにはそれぞれのステージがあります。

まずは働いて貯金をする段階、貯まったお金を運用して収益を増やしていく段階など。

私が考えるステージ別のとるべき行動と解説を記載しました。

 

ステージ①

総資産額0〜100万円

もうこの時期に投資をしてもリターンは非常に少額になるため、まずは働いてたくさんお金を貯める時期です。

月に10万円貯金できれば1年ほどで100万円は貯まります。

 

ステージ②

総資産額100〜1,000万円

貯金が100万円を超えてきたらいよいよ投資を実践する時期です。

とはいえ、この時期は投資がどういうものか理解し、知識を得、経験を積む段階です。

株、不動産(REIT含む)、債券、外貨預金、仮想通貨、ソーシャルレンディングなど様々な投資先に少額ずつ分散投資を行い、リスク管理の方法や分散投資の効果を検証するなどし、経験を蓄積していきましょう。

投資収益は気にせず、基本は給与収入を貯金にできる限り回し、1,000万円の貯金を目指しましょう。 

 

ステージ③

総資産額1,000万円〜5,000万円

1,000万円を超えてくると、逆に貯金ばかりしていてはもったいないです。

基本的に総資産の30%以上は投資に回すなどし、資産の分散化を行いましょう。

「円」だけで持っているのもある意味「リスク」ですから。 

仮に、1,000万円を利回り4%(税引後)で運用できれば、年40万円の収益が得られます。不労所得で生活を行うにはまだまだ足りませんが、その第一歩を踏み出せるといった段階です。

 

ステージ①

総資産額5,000万円〜1億円

いよいよ配当や利息収入で生活を行うことに現実味が出てくる段階です。

5,000万円を利回り 4%(税引後)で運用できれば年200万円、1億円全額だと400万円になります。

投資額が大きくなるため、原資産が1%変動しただけでも動く金額が大きくなります。

最大限資産分散を行い、原資産のボラティリティの安定と収益の安定化を図りましょう。

 

ステージ④

総資産額1億円以上

ここまでくれば、ほぼ安泰した生活を送れるのではないでしょうか。

証券会社もIPO案件の紹介などVIP待遇で優遇してくれるはずです。

 

レバレッジを効かせたデイトレードはもうしません。

レバレッジを効かせたデイトレードはもうしません。

 

以下にその理由を記載します。

【理由その1】

精神がもたない

 

理由その2

急落することがある。

急落した場合成行でも約定しない。

 

理由その3

対象資産が半値になった場合、損失額が大きすぎて耐えられない。

原資産に換算して200万円程(証拠金は20万円程)の取引をしている場合、半値は100万円。

証拠金を優に超えており通常はロスカット等の措置が取られますが、大変危険であると言えます。

 

理由その4

家庭が疎かになる。

一日中張り付かなくてはならない上、頭の中がそれでいっぱいなるので家庭が疎かになります。

なんのために稼ごうとしているのか。

一番大事な時期の子供と過ごせる時間は限られていると言うのに。

 

以上、上記のような理由でレバレッジを効かせたデイトレードはもうしません。

またデイトレードをしそうになった時にこの記事を読み返そうと思います。

一番可愛い時期なのに。

頭の中がデイトレードでいっぱいになります。

負けるとイライラして嫁に当たってしまいます。

精神が不安定になります。

現物投資で分散投資している場合、評価額の値動きも緩やかなので損失を出していても冷静でいれます。

しかし、デイトレードで損失を出した場合は、たとえ2万円でもかなり動揺します。負けを取り戻そうとします。そして更に負けて負のスパイラルに陥ります。

 

人間の欲にはきりがありません。

勝っているときは強気になって更に投資額を増やそうとします。

あのとき10万円を投資していれば、100万円を投資していればもっと勝てたのに。常にマーケットの誘惑に負けないよう長期的な投資指針を心に持っておくべきです。

上がって割高の時にいつも以上の金額を投資するのは得策ではありません。

急落して下がりきっている時(誰もが悲観している時)にいつも以上の金額を投資している人が勝ちます。投資は少数ゲームです。

常に現金を全資産の3割以上保有するべきです。

そしてドルコスト平均法を実践するべきです。

投資において何よりも必要なのは心の安定です。

投資で100倍稼ごうと思って現物投資をするのはまだいいとして、レバレッジを効かせて高リスクな取引はするべきではありません。

私は今日5万円負けました。

これを勉強代と思って、今後はレバレッジの効いた取引はしません。

 

キャピタルゲインを目指すより月々の収入を増やす方が早い件

キャピタルゲインで大金を目指して日々奮闘されている投資家の方は多いかもしれませんが、キャピタルゲインで大金を獲得するよりは月々の収入を上げる方が早い場合があります。

元本1,000万円を運用して2倍や3倍のキャピタルゲインを目指すのであれば別ですが、元本100万円を運用して2倍や3倍のキャピタルゲインを目指すのであれば、月々の収入を副業などで10万円程度アップさせる方が早いと思います。

なぜなら、キャピタルゲインで高収益を目指す場合、それなりのリスクを伴います。

つまり、元本割れのリスクを背負って投資を行わなければなりません。

それに対し、副業などの収入であれば、少額であってもマイナスになることはありません。しかも、年額に換算すると12倍になるので、たとえ月5万円の収入であっても60万円の年収になります。

100万円を運用して60万円の運用益を1年で出そうとすると60%以上の値上がりが必要です。とんでもなく難しいです。

 

つまり、数千万単位の貯蓄があり、かなりのリスクに耐えられるリスク許容度がない限り、キャピタルゲインで副業収入以上の収入を得られるのは難しいです。

やはり、まずはたくさん働いてコツコツ貯金したり、配当を再投資するなどして、ある程度の資産を作ることが資産家になる第一歩であると思います。

分散投資の考え方

リスクを低減するには分散投資がよいというのは「同じカゴに卵を入れるな」という格言にもありますが、理論上も説明がついており、ポートフォリオの組み合わせ方次第では期待リターンはそのままにリスク(分散)をゼロに近づけることも可能です。 

と、複数の銘柄に分散投資するという考え方は皆さんご存知だと思いますが、時間的分散投資という考え方もご存知でしょうか。

何も分散するのは投資先だけではありません。

同じ銘柄でも時間的分散投資を行うことでリスクを低減できます。

 

例えば、今人気のある日経平均ETFに100万円投資するとします。

日経平均ETFは225銘柄に投資しているので投資先としては十分分散できているとします。

 

今から10年前の2007年から10年かけて毎年大発会(その年の最初の取引日)に10万円ずつ購入すると仮定すると

2008年 15,155円

2009年 8,991円

2010年 10,609円

2011年 10,352円

2012年 8,549円

2013年 10,604円

2014年 16,147円

2015年 17,325円

2016年 18,818円

2017年 19,298円

の株価のタイミングで購入することになり、平均値としてはおよそ13,585円で取得できたことになります。

2017年4月28日現在の日経平均株価終値は19,196円なのでおよそ41.3%の値上がり益となり40万円以上の利益を生んでいることがわかります。

 

一番底で全額投資した方が儲かるじゃないか。

そう思う方もいると思いますが、果たしてそんな絶妙なタイミングで投資できる方がどれほどいるでしょうか。本当に底値で全力買いするには勇気と才能が必要です。

私にはそんな勇気も才能もありません。

 

この時間的分散を利用した上記の投資方法はドルコスト平均法という手法で呼ばれています。

ドルコスト平均法のメリットは3つあります。

1 精神的負担が少ない

 とにかく精神的負担が少ないです。底値で買おうと思うと自分で購入するタイミングを決めないといけないため、「まだ下がるのに買ってしまった」「もっと上がるのに売ってしまった」という後悔が付きまとうことがありますが、ドルコスト平均法であれば淡々と一定のタイミングで購入していくことができます。株価が高い時でも「そういう投資手法だから」と割り切れます。

2 マーケットから退場せずにいられる

 株を常に自分の資産として持っていると、常に株価やマーケットを意識しアンテナを張り続けることができます。

  また急な相場上昇の時も、株を保有していれば乗り遅れることがありません。

3 徐々に資産額が増加する様子が楽しい

 毎回一定のタイミングで株を購入していくので徐々に投資資産が増加していきます。当然相場下落時には資産評価額が下がりますが、基本的に世界経済は少しずつ成長するものであることを前提とすると長期的な観点からは投資額以上の値上がり益をもたらしてくれます。 

 

以上、分散投資に対する私なりの見解をまとめてみました。

「分散する」というのは投資の世界だけでなく日常生活においても大事な感覚であると思います。読者の方は何に対して分散を行なっているのでしょうか。